旅行情報誌「じゃらん」は、お土産を地元民100人にアンケートし、「ご当地の美味しいお土産」ベスト10を決定した。
北陸新幹線の開通も記憶に新しい富山県。黒部峡谷、砺波のチューリップなど魅力的な場所が盛りだくさん!そんな富山から、定番お土産から地元ならではの逸品まで、美味しいお土産が勢揃いした!
■ 1位 鱒寿司
曲げ物の器(わっぱ)に笹を敷き、味付けした鱒の切り身と酢飯を詰めた押し寿司。神通川の鱒を使った郷土料理で、起源は江戸時代に遡る。鱒と笹の鮮やかな色彩と香りが調和し、味わい深い。
■ 2位 しろえび紀行
富山湾のしろえびと富山県産米を使ったおせんべい。富山湾は日本唯一のしろえび漁場。香ばしく、しろえびの風味がよく出ている逸品で、富山の海の恵みを手軽に味わえる。
■ 3位 細工かまぼこ
富山湾で多種多様な魚が獲れることから、独自のかまぼこ文化が育まれてきた富山県。細工かまぼこは、すり身を鯛、鶴亀、松竹梅などに成形し装飾したもの。かまぼことは思えないほど芸術的。
■ 4位 富山ブラック黒醤油ラーメン
富山県富山市中心部で生まれたご当地ラーメン。旨味成分を多く含み、塩分を控え目にするという独特の製法で作られた超濃厚な魚醤を使い、塩辛そうな見た目と裏腹に、あっさりとした味わい。
■ 5位 甘金丹(かんこんたん)
しっとりふわふわのスポンジ生地の中になめらかに炊き上げた濃厚カスタードクリームがたっぷり入った蒸し菓子。富山の薬売りを思い出させるレトロなパッケージとネーミングもご当地感満点。
■ 6位 月世界
新鮮な鶏卵、和三盆糖、寒天、上質な白双糖を煮詰めた糖蜜を合わせて乾燥させた上品な和菓子。口に入れるとほろり、しゅわーっと溶けてしまう不思議な食感がクセになる。
■ 7位 反魂旦(はんこんたん)
チョコとココア入りの生地で白手亡のこし餡を包んだ焼饅頭。越中売薬(富山の薬)「反魂丹」の薬玉を模していて、薬売りの行商が子どもたちに配ったのにならい、昔懐かしい紙風船も付いている。
■ 8位 とこなつ
希少な「備中白小豆」餡を求肥で包み、和三盆糖を雪に見立てて振りかけた餅菓子。口に入れると和三盆糖がすっと溶け、次に白小豆独特の上品な香りが口いっぱいに広がる。
■ 9位 鮨蒲
かまぼこに寿司ネタを載せた「鮨蒲」。独自のかまぼこ文化が根付く富山県で、新しい付加価値のあるものができないかと試行錯誤の末、誕生。紅鮭、アナゴ、甘エビなどが載ったビジュアルは鮨そのものだ。
■ 10位 鹿の子餅
富山県産新大正餅米と新鮮な卵白を原料に北海道産密漬け金時豆を子鹿の模様にあしらった生菓子。ふんわりと柔らかく、口の中にいれるとすーっと溶けるような軽さが特徴。
お土産ベスト10は日本海の恵みを活かした加工食品、富山の薬売りの文化にちなんだお菓子など、バラエティ豊かなラインアップに。是非、気になるものがあれば食べてみてはいかが。【ウォーカープラス編集部/青山奈津美】